「ようこそ」 12/24/2020
夕陽丘 07/15/2010
学校のカバン持って
溶けかけアイス持った二人
走ろう
いつもの場所へ
夕日沈む丘へ
君と二人で
願い事を書いた
紙飛行機をここから飛ばそう
どこまで行くか
僕にはわからないけど
僕の書いた願いが
君と同じならいいな
コンクリート
熱く焼ける
紙飛行機見つけた僕
僕の願い
書かれた紙が
汚れててなんだか切ない
君と二人で
蛍を追いかけた
夕陽丘へ君と君を探した
どこにいるかは
僕にはわからないけど
また会えるんだと
自分に言い聞かせた
高い空蹴って
落ちてきた星には
紙に書いた願いなど
笑えてしまうんだろう
この風に乗って
うまいこと飛んでって
宇宙越えたら
この願い叶うのかな
春も
夏も
秋も
冬も
君と眺めた景色
今日だけは「あの日」に帰ろう
あの時と同じ願い書いた
紙飛行機を片手に握って
君と二人で
丘へと歩いて
顔が赤いのを
夕日でごまかしたね
そんな思い出に
浸りながら歩いてく
君がいるなんて
思ってなかったけど
今日は遠い過去に
君に初めて出会った日
ちょっと期待して
だけど
あきらめていて
僕は足早に
蝉の声を横切った
丘についたら
先に君が待っていて
「遅いよ」だなんて
僕に笑いかけるんだ
驚いた僕を
君は無視をして
僕の手を取って
一緒に走りだす
二人並んで
紙飛行機を飛ばす
もうこれからは
1つだけでいいんです
だって僕らの
願いは同じで
「ずっと一緒にいられますように」と
夕陽丘で
影がひとつふわり
宇宙を越えて
どこまでも飛んでゆけ
カカシ 05/24/2010
「どうして?」
問うことに意味がありましょうか
寡黙なカカシ
夕暮れに1人
ただカラスの鳴く声を聞く
光が一通り全身を撫でたら
次は影が私を追い越してゆく
ともに歩く足もなく
「私はここにいるよ」
そう伝える口もないのです
・・・なんて考えていれば夜明け
そう
変わるのは私を除く世界のすべて
小鳥は私を怖がり
身体を這う蟻は
私に気付いてすらいない
友達の存在を夢見ることもありました
待つしかできない私でも
いつかはきっと
いつかはきっと
いつかはきっと
・・・また朝がくる
ある日私の前を歩いていた人間が
こんなことを言ったのです
「流れ星に三回願い事をすれば叶うんだよ」と
私はうつむくのをやめて
ひたすら空を見つめていました
やがて
私に慣れたカラスは
私の頭に止まりだします
願い事をしたからなのか
それはわかりませんが
「初めてのお友達」ができました
そこからさらに月日が経ち
世界に灰色の建物が増えてきました
役目の終わりが近付いてる
そんな気分
騒音
煙
振動
守るものがなくなった私は
ひと時の旅をして
そうして
燃えて風にのって消えるのでしょう
たぶん
きっと
おそらく
絡操師 05/05/2010
小さな部屋に
薄明かり灯り
物音が響く
高い月の下に
静けさが戻ると
散らかる机の上
ポツンと置かれた
魂無き人形
笑って
泣いて
怒っていたって
それは全部
僕がそうさせてるんだって
本当かな
君は近くて
でも遠くて
その距離感が
君と僕の違いなんだって
本当かな
君が壊れた日
頭を抱えて
組み立て始めた
騒がしい月の裏で
疲れ眠り込んだ
机の片隅には
ポツンと置かれた
真新しい人形
笑って
泣いて
怒ってるよ
同じなのに
君と「君」は違うんだね
なんでかな
似てる名前で
似てる声で
似てる笑顔なのに
君は「君」になれないんだね
なんでかな
四角い箱に
人形を寝かせて
四角い部屋に
いる自分に気がついた
身体中でカタカタと鳴っているよ
少しずつ螺子切れの時間が来る
まだ待って
止まらないで
もう一度だけ
「君」を動かしてみたいんだ
できるかな
薄暗い部屋に
人形の影がふたつ
壊れているのと
泣いているのと
薄明かり灯り
物音が響く
高い月の下に
静けさが戻ると
散らかる机の上
ポツンと置かれた
魂無き人形
笑って
泣いて
怒っていたって
それは全部
僕がそうさせてるんだって
本当かな
君は近くて
でも遠くて
その距離感が
君と僕の違いなんだって
本当かな
君が壊れた日
頭を抱えて
組み立て始めた
騒がしい月の裏で
疲れ眠り込んだ
机の片隅には
ポツンと置かれた
真新しい人形
笑って
泣いて
怒ってるよ
同じなのに
君と「君」は違うんだね
なんでかな
似てる名前で
似てる声で
似てる笑顔なのに
君は「君」になれないんだね
なんでかな
四角い箱に
人形を寝かせて
四角い部屋に
いる自分に気がついた
身体中でカタカタと鳴っているよ
少しずつ螺子切れの時間が来る
まだ待って
止まらないで
もう一度だけ
「君」を動かしてみたいんだ
できるかな
薄暗い部屋に
人形の影がふたつ
壊れているのと
泣いているのと
猫 04/07/2010
ふらふらと気の赴くまま
生きてちゃいけませんか?
堕落的愛模様
気取ってみるの
いくらでも懐いてみせるわ
さぁ餌(愛)を頂戴
鳴き声を響かせて
おかわりを待つの
貴方は何を思うの?
理想を押し付けるのはやめてよ
出し惜しみは逆効果よ
餌(愛)がないなら
他を探すだけ
胸にナイフを突き付けられても
動じたりしない
堕落的愛模様
気取ってみるの
貴方の鎖に
縛られたりしない
私を愛すなら
自由に散歩させて
撫でられればついてゆくわ
餌(愛)の匂いがするもの
堕落的愛模様
気取ってみるの
「可愛い」だなんて言葉
必要としてなのよ
察してよ
私はただお腹がすいてるだけ
帰る場所だって欲しいとは思うのよ
それでもね
空腹に勝てはしないから
いつだって私はふらふらと
街を見て歩く
堕落的愛模様
気取っているだけ
だけど弱味を見せれば
ほら
付け込むのでしょう?
堕落的愛模様
着飾って
今日も踊るわ
恋人ごっこ 03/04/2010
君の細い指先の爪が
闇夜を傷つけたんだよ
溢れた流れ星は降り注ぎ
消えていく
『泣かないで すぐに行くから』
誰へと残した手紙?
知ってるよ
変わらない愛のカタチを
隣で見れる
その横顔が大好きで
見つめると君は
照れ隠しをしたね
二人で座る
公園のベンチ
肩寄せて
いつまでも続く日々を願ったんだ
約束の指きりできず
言葉で作って飛ばしたよ
寂しげに背中向けた君に
魔法みたいな
優しい君のその嘘は
ばればれだったけど
とても好きだよ
いつもみたいな
騙されたふりは
もうできないよ
正直に言うからね
「あの笑顔を もう一度見せて」
何気ない君の仕草が
忘れられないよ
遠くて 近い 君
何処にいるの?
『笑顔でいてね すぐに行くから』
君へと綴った手紙
待っててね
変わらない愛のカタチで
僕の大きい指先の爪が
闇夜にまた傷をつけ
零れた流れ星は降り注ぎ
消えていく
地球儀 02/14/2010
誰かが気まぐれで触れた地球儀が
ゆっくり回り出して
たまたまそこに僕らが生きていて
そこで君と出逢って
何となく恋に落ちて
そして別れただけ
そう、それだけで
まわる まわる
何も変わらないよ
誰かが悲しんで泣いた涙で
ぽつりと雨が降って
たまたまその下に僕らがいて
そこで雨宿りしてて
再び君に出会っただけ
そう、それだけで
まわる まわる
何も変わらないよ
嬉しい 悲しい
なんか似てて
まわる まわる
地球儀よりも早く
僕のココロが
いつか終わるって
誰かが言った
消えた星もきっといつだか
誰かにそう言われたけど
遠く 遠く
僕らの目にはまだ届いてる
届く光に気付かない僕は
「君も思い出もこの気持ちも全部消えちゃってもいいや」
ほら
また嘘ついた
理想 混ざり
ぐにゃり
曲がる
明日にできる蜃気楼
僕も君も
どっち向いてるの?
誰に話してるの?
何を言ってるの?
それは僕らじゃないのに
誰かが暗いからって照らした光が
ゆっくりと地球儀を照らして
たまたま僕らはそれを月と呼んで
何となく人はそれを見て
綺麗だなんて言って
僕と君は
別々な道で同じ月を見てるだけ
そう、それだけで
まわる まわる
何も変わらないよ
ゆっくり回り出して
たまたまそこに僕らが生きていて
そこで君と出逢って
何となく恋に落ちて
そして別れただけ
そう、それだけで
まわる まわる
何も変わらないよ
誰かが悲しんで泣いた涙で
ぽつりと雨が降って
たまたまその下に僕らがいて
そこで雨宿りしてて
再び君に出会っただけ
そう、それだけで
まわる まわる
何も変わらないよ
嬉しい 悲しい
なんか似てて
まわる まわる
地球儀よりも早く
僕のココロが
いつか終わるって
誰かが言った
消えた星もきっといつだか
誰かにそう言われたけど
遠く 遠く
僕らの目にはまだ届いてる
届く光に気付かない僕は
「君も思い出もこの気持ちも全部消えちゃってもいいや」
ほら
また嘘ついた
理想 混ざり
ぐにゃり
曲がる
明日にできる蜃気楼
僕も君も
どっち向いてるの?
誰に話してるの?
何を言ってるの?
それは僕らじゃないのに
誰かが暗いからって照らした光が
ゆっくりと地球儀を照らして
たまたま僕らはそれを月と呼んで
何となく人はそれを見て
綺麗だなんて言って
僕と君は
別々な道で同じ月を見てるだけ
そう、それだけで
まわる まわる
何も変わらないよ
白黒キネマトグラフ 02/03/2010
歩み止めるべからず!
耳触りな行進音
折り重なり
折り重なり
刻まれる律動は
やがて呻く声と混ざり旋律となろうか
道成す屍を数えることなど無意味なこと
仮令 友が横たわろうとも
その顔踏み越えてでも進むべし
日が遥か頭上を越して沈むまで
幾千の活動が終わりを迎える
どれほどの転がる眼球が我々を見つめようとも
『 御 国 ノ 為 ニ 』
大義名分を掲げた殺戮は終焉を見せず!
魂というものが存在するのであれば
天界から見えし地上には
絶景なる花火が上がっていよう!
神々の退屈凌ぎであろうとも
信念有る我々には構うべき事に有らず!
ただ弾丸から跳ね返る
憎しみの情のみ受け入れて前を向け!
死する命有れば
生まれる命もあろうか
抱く子の手は優しく
願わくば
「せめて人並みの幸せを」
儚いとは読んで字の如く
ただ生きることもまた夢であり
手元まで堕ちてきた太陽で
影だけが
永遠と夢を見た




